紫外線についての豆知識・・・続き
前回の投稿ではUVやSPFなどの意味合いだったり、UV-AやUV-Bのお話をつらつらと書かしていただきました
今回は紫外線が肌に与える影響
SPF/PAの数値
などのお話をさせていただきます。もちろんご存知だとは思いますので
あくまでも復習をかねて、再確認していただけたら幸いです。
まずは紫外線が肌に与える影響として
「活性酸素の発生による光老化の促進」があります。
肌の老化には加齢と共に起こる自然老化の他に、紫外線によって引き起こる光老化があります
「しわ・たるみ」
肌のハリを保つ為に必要なコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます
それらのダメージにより、肌の弾力が失われてしわやたるみの原因になると言われています
「シミ」
メラニンを作る細胞であるメラノサイトが活性化されることでメラニン色素が過剰に生育され、
肌が黒くなります。これが長期に渉ることでシミの原因になる事があります
「乾燥」
肌の表面にある角質層内の働きが不調になる事で、バリア機能や保湿機能が低下することにより
カサつきや乾燥を引き起こす事があります
これは頭皮にも同じ事が言えます
波長の長いUV-Aは真皮まで届き、毛根周りの細胞にもダメージを与えると言われています。
その為、毛根で作られている髪や今後生えてくる髪にも影響を与える事があると考えられています。
SPF/PAの数値について
意外かも知れませんが、SPF23とSPF50は、実は同じくらいの紫外線ブロック効果があります。
勿論ですが、SPF50の方がブロック率は高いですよ!
ただ、紫外線吸収剤等の配合量の違いで、若干のプロテクト力が違いますが
ほぼほぼ同じくらいの紫外線のカット率なんです。
では何が違うのか?と言うと紫外線をカットする持続時間が違います
SPF23と50で比べるとおよそ倍の時間くらい50の方が長くカットしてくれます。
SPF値についてまとめますと、数値が低ければ紫外線から防御する力も低いのでは無く
数値が高ければ防御する力が高いわけでもありません。
「日焼けをするまでの時間を何倍に伸ばす事が出来るか?というか日焼けするのをどれだけ遅らせれるか?」
これを示す指標と言う事になります。
例えば、何も日焼け止めを付けていない状態、要は素肌のまま日光にあたると
約20分で日焼けが始まると言われています。
SPF20の日焼け止めを塗った場合、20分✖20=400分=6時間40分となります
6時間40分以内は日光を浴びても、日焼けしないという事になります。
またPA+のこの「+」にも当たり前ですが意味はあり、色素沈着を起こす時間をどれだけ延ばす力があるのか?
それを示す値というか、表示記号と言いますか・・・。そんな感じです。
+が1つの場合は、色素沈着起こす時間を2~4倍に延ばします
2つの場合は、4~8倍に。3つの場合は8~16倍に。4つになると16倍以上になると言われます。
このことを踏まえて考えてみると、どれだけ生活紫外線を浴びるのか?とかSPF50までいる?など
ご自分のライフスタイルなどで細かく選んでみるのも楽しいかもしれませんね(^^)
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